いきなり最終話です!

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【BDSPダブル】ノオーフロスト

備忘録として投稿

 

概要

ダイヤモンド・パールのリメイク作品であるBDSPのダブルバトルにおける大きな変更点の1つであるFCロトムを使用した霰パを構築した。

その他の大きな変更点としては
ヒードランバンギラスが参加可能になっている

ハッサムバレットパンチの解禁

夢特性ペリッパーコータスの新特性の追加

・タイプ相性の変更・フェアリータイプの追加

といった要素が挙げられ、そのままダイパ環境というよりはむしろ5世代環境が参考になる状態であった。



構築の6体だが、最初にコンセプトのユキノオーフロストロトムを採用。炎枠はシャンデラが存在しないためハッサムウインディ受けにウインディを採用。地面枠はウインディバンギラスを切り返すガブリアスを続投。水枠は凍える風を採用できなかったためスイクンではなくマリルリカポエラーは格闘枠でラティオスに隙を見せづらいため当然続投とした。

よって採用したポケモンは以下の通りになる。

ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 特性 持ち物
ユキノオー おくびょう ふぶき ギガドレイン まもる こおりのつぶて ゆきふらし きあいのタスキ
ロトム(フロスト) ひかえめ ふぶき ボルトチェンジ 10まんボルト トリック ふゆう こだわりスカーフ
ウインディ いじっぱり インファイト フレアドライブ しんそく まもる いかく いのちのたま
ガブリアス ようき ドラゴンクロー かわらわり かみくだく いわなだれ すながくれ こだわりハチマキ
マリルリ いじっぱり アクアジェット じゃれつく たきのぼり まもる ちからもち オボンのみ
カポエラー いじっぱり インファイト ねこだまし まもる ふいうち いかく ひかりのこな

 

ベース構築:霰パ - ミガワリさんと愉快な仲間達の日記2nd

世代は違うものの多くが似通っていてプールが若干少ないこのルールでの構築のために非常に参考になった。

 

個別解説

ユキノオー@タスキ 臆病CS

ふぶき、ギガドレイン、まもる、こおりのつぶて

場に存在することが存在価値。天候の書き換えと草技で自然に水枠や雨に強くなるのが一番のセールスポイント。

自由枠はラティオスの縛りを優先してつぶて。このポケモンに関してはミガワリさんが書いた通りなのでわざわざ私が書くべきことはない。

 

フロストロトム@スカーフ 控えめCSベース

実数値 131-*-127-170-127-135

霰エース枠にはBDSPダブルの新要素であるタイプチェンジ後のFCロトムを採用した。ハッサムに打点が持てライコウに強く上から打点が持てるという、霰エースとしては破格の耐性と打点を持っている。
配分は元の調整をそのまま採用した。各種技の威力が下がったが控えめスカーフラティオス流星群を12/16以上で耐えつつ、吹雪の乱数を落とさない今の調整に落ち着いた。持ち物は当然ながらスカーフ。これが無いと、このポケモンの存在価値が怪しくなるレベルで重要である。

技構成は定番の3つにトリル構築を重く見てトリックの採用とした。

 

ウインディ@珠 意地AS

フレアドライブ インファイト しんそく まもる

トップメタのハッサムに対抗するには当然ながら炎枠が必須、特にウインディは威嚇がある上にバンギラスに隙を見せづらいためヒードランより優先して採用したかった故に採用。

配分は神速の範囲とフレアドライブでの後続の削りを最優先して意地で採用した。持ち物は鉢巻が良かったがガブリアスに取られる&守れないのが弱すぎるので珠。
技構成は遂行技のフレアドライブバンギラスを倒すインファイト、削り残し(特にラティ)を処理する神速、ハッサムに対面させるために温存したい場面が多いので守る。

過労死枠のため扱いには細心の注意を払わなければならなかった。

 

ガブリアス@鉢巻 陽気AS

ドラゴンクロー かわらわり かみくだく いわなだれ

ガブリアスはバンギウインディに後出しして後続に大きく負荷をかけないと、この環境ではダメージレースに勝てずサイクルが崩壊してしまうため鉢巻で採用した。ウインディに遂行するため配分は陽気AS。持ち物は威嚇環境で火力が足りないので動きづらいにも関わらず前述のとおり鉢巻。

技構成は水ロトムが比較的重いためドラゴンクロー、バンギラスへの遂行技のかわらわりメタグロスへの遂行技兼クレセリアへの打点としてかみくだくウインディへの遂行技として岩技のいわなだれを採用した。
拘り持ちなのであまり強い選択肢ではないがかみくだくストーンエッジを入れ替えて採用してももいいかもしれない。

 

マリルリ@オボン 意地HA(228-252-4-0-20-4)

アクアジェット じゃれつく たきのぼり まもる

このルールにおける水枠全一。

今作でのマリルリは力持ちに加え腹太鼓アクアジェットを揃える厨ポケと見られていた。実際トップメタのウインディに一方的に強いためウインディを使う側は最大限配慮した選出をせざるを得ず、霰パの主役を限界まで活かすことができる。配分は最大限火力を重視したテンプレートなHA配分。持ち物は場持ちを良くしたいのでオボン。

技構成は遂行技のたきのぼりとじゃれつくを両採用している。腹太鼓を打ちたい場面はほぼ無く、特にトリル関係にはたきのぼりの遂行力が光る試合が多かった。残り2つは先制技のアクアジェットと守る。

 

カポエラー@ひかりのこな 意地HA(252-220-4-0-12-20)

インファイト ねこだまし ふいうち まもる(みきり)

当然ながら優秀な格闘枠。トリルや対ハッサムを中心に様々な構築に選出した。

配分は調整の必要性を感じなかったので意地HA。持ち物はオボンが取られていたので緑ゲージからワンパンされる可能性を下げるひかりのこなが一番役に立つと考え採用。食べ残しやしろいハーブも十分候補になるだろう。

技構成はバンギラスへの遂行技のインファイト、外す理由のないねこだまし、ラティを縛るのに必須になる不意打ちの3つと、場持ちを優先して守る(みきり)を採用した。

 

総評

何が強いかさっぱりわからないが勝ててしまったというのが今思い返して真っ先に出てきた感想である。考えてみると環境の氷の一貫性が非常に高かったこと、マリルリウインディを強く牽制していたことの2つの要素が強く影響していたのだろう。

自分で使えばガブリアスは動きづらく選出しづらい。ウインディは脆く不用意に扱うとすぐ死ぬ。ユキノオーロトムも言わずとも分かる通りすぐ死ぬ。

ただ、マリルリカポエラーは期待以上に働いていた気がした。

この構築を作ったことで次にフリーザー史上屈指の構築となるノオーフリーザーを構築することができたのは明確な成果だろう。

 

 

ということで次の記事でお会いしましょう。